2025年6月より再開予定です。
近年の技術的進歩により、ほとんどの白内障手術は日帰りで行えるようになりました。切開の長さも、 約3mmですみ、傷口の縫合も必要ありません。局所麻酔
により術中の痛みもなく術後炎症が少ないため、早期の回復が可能となっています。
当院では、白内障手術で著名な三井記念病院の赤星先生の手術方法を取り入れ、安全かつ慎重に手術を行うように心がけています。
手術そのものは20~30分ですが、消毒などの準備を含めて約1時間で終了し、ほとんどの場合、その直後から歩いて帰宅できます。問題がなければ翌日からよく見えるようになり、眼帯は2~3日ではずせ、簡単な事務仕事もできます。
白内障の手術時期には視力の基準はありません。昔は視力が0.1以下にならないと手術できませんでしたが、現在は日常生活に不自由を感じる視力になったときが手術の時期となります。ですから、物が見にくい状態をいつまでも我慢することはないのです。
手術の費用は、眼内レンズ代も含めて保険適応となり、自己負担1割の場合、約14,000円です。なお、 生命保険などに付帯している病気療養保険に加入されていれば、申請により手術給付金が支給されますので、確認されておくことをお勧めします。